
アドバンテックテクノロジーズ(株)との強力タッグで樋門を遠隔制御(7/5)
令和3年7月5日、直方市とアドバンテックテクノロジーズ(株)との連携協定締結式を市庁舎で行いました。両者は令和2年度から遠隔監視制御型樋門管理システムの研究開発に取り組んでいましたが、さらなる技術改良や実証の拡大を目的に協定を結んだものです。(写真左:石田社長/右:大塚市長)河川の堤防に設置される樋門は、市内に54か所あります。そのうち3分の2が手動で開閉する仕組みとなっていますが、樋門管理者の高齢化による担い手不足が深刻で、運用方法の改善が急務となっています。今後は、大雨などの荒天時でも、正常に樋門を遠隔制御できるか等を検証していきます。
同社社長の石田 隆裕さんは「産業向け電子機器の開発・生産で培った最先端のIoTやAIの技術を駆使して、誠心誠意に取り組んでいきたい」と抱負を語りました。また、市長は「遠賀川水系には多くの樋門があり、後継者の不足が課題となっている。地元企業のテクノロジーを活用して、地域の課題を解決できれば」と期待を込めました。(写真は昨年度実証実験を行った知古の樋門)