(目的)

第1条　この要綱は、直方市補助金交付規則(平成3年直方市規則第6号)第3条の規定に基づき、直方市住宅リフォーム補助金に関し必要な事項を定めることにより、快適な住環境の整備及び地域経済の活性化を図り、もって直方市民の福祉の向上に寄与することを目的としている。

(定義)

第2条　この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(補助対象事業)

第3条　補助金を交付する対象となる事業(以下「補助対象事業」という。)は、住宅リフォーム事業とする。

(補助金の額等)

第4条　工事の金額及び補助金の額は、次の表のとおりとする。ただし、補助金の額に1,000円未満の端数が生じた場合は、この額を切り捨てた後の額とする。

(補助対象となる住宅、工事及び経費)

第5条　補助の対象となる住宅は、補助を受けようとする者が所有する個人住宅又は併用住宅とする。

(補助の対象者)

第6条　補助の対象となる者は、次に掲げる要件を全て満たすものでなければならない。

(他の補助制度との併用の取扱い)

第7条　この要綱による補助金は、市が実施する他の住宅補助制度を優先するものとし、その対象となった費用について重複して補助金申請することはできないものとする。ただし、次の各号のいずれかに該当すると認める場合については、この限りでない。

(補助金の交付申請)

第8条　補助金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、工事の着手前に直方市住宅リフォーム補助金交付申請書(様式第1号)に次に掲げる書類を添えて、又は電子情報処理組織(情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律(平成14年法律第151号)第6条第1項に規定する電子情報処理組織をいう。)の使用による届出により、市長に申請しなければならない。

(補助金の交付決定及び通知)

第9条　市長は、前条に規定する交付申請があったときは、その内容を審査し、補助金交付の可否について、直方市住宅リフォーム補助金交付・不交付決定通知書(様式第3号)により申請者に通知するものとする。

(変更の申請)

第10条　交付決定者は、工事の金額に変更が生じる場合又は工事の内容に変更が生じる場合は、直方市住宅リフォーム補助金交付申請内容変更申請書(様式第4号)に次に掲げる書類を添えて市長の承認を受けなければならない。

(補助金の額の変更決定)

第11条　市長は、前条に規定する変更申請があったときは、その内容を審査し、変更の可否について直方市住宅リフォーム補助金交付変更承認・不承認決定通知書(様式第5号)により申請者に通知するものとする。

(住宅リフォーム完了届等の提出)

第12条　交付決定者は、工事完了後速やかに、住宅リフォーム完了届(様式第6号)に次に掲げる書類を添えて市長に提出するものとする。

(補助金の額の確定)

第13条　市長は、前条の住宅リフォーム完了届の提出があったときは、これを審査し、必要に応じ現地を調査し、交付決定の内容及びこれに付した条件に適合すると認めるときは補助金の額を確定し、直方市リフォーム補助金額確定通知書(様式第8号)により通知する。

(補助金の請求)

第14条　交付決定者は、前条の規定による通知を受けたときは、直方市住宅リフォーム補助金請求書兼受領委任状(様式第9号)により補助金の請求をするものとする。

(補助金の交付)

第15条　市長は、前条の補助金の請求があったときは、30日以内に補助金を交付するものとする。

(補助金の取消し及び返還)

第16条　市長は、交付決定者が次の各号のいずれかに該当したときは、補助金交付の決定の全部又は一部を取り消すことができる。