
上頓野小学校での実証実験
接触感染のリスクを低減するため、九州工業大学(北九州市)開発している抗ウイルスコーティングの効果の持続性の検証を目的に実証実験を行っています。ワクチン接種が十分でない小学校における感染リスクの低減につなげていくため、現在、上頓野小学校内のトイレにおいて「抗ウイルスコーティングの実証実験」を行っています。
使用する抗ウイルスコーティングについて
九州工業大学の横野教授が開発した光触媒によるコーティングは、室内灯を用いた試験条件下において99.95%のコロナウイルス不活化効果が確認されています。
実証実験の内容
- 抗ウイルスコーティングする前に、トイレ内の数ヵ所から検体を採取し細菌の数値を測定
- 天井・壁・便器・洗面台等トイレ内全体に抗ウイルスコーティング剤を吹き付け
- コーティング後、1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月・12ヵ月後に同じ場所から検体を採取して、細菌の減少や効果の持続性について検証する
実験場所
1階男子トイレの天井、床、便器等の同じ場所の細菌数の変化を測定
1階女子トイレの天井、床、便器等の同じ場所の細菌数の変化を測定
実証実験の開始時期
令和4年3月から