
令和7年度親子料理教室第1弾 開催しました!
9月6日(土曜日)に、直方市と直方ガスの『ショールームここち』との共催で、「令和7年度親子料理教室第1弾」を開催しました。
男女共同参画推進係では、性別や国籍に関わらず、だれもが平等に過ごすことができる社会づくりのため、講座を通して啓発活動を行っており、今回のイベントは、家庭における男女平等教育の推進を目的としています。
講師は、7月に開催したリトルシェフクッキングと同じく、数々の有名ホテルなどのシェフを歴任された、直方市出身で福岡市在住の料理人・太田裕彰さん。「基本と応用」をテーマに、野菜をトマトとハーブで煮込むシンプルなフランス料理「ラタトゥイユ」を作りました。また、ラタトゥイユでリメイクするパスタやピザなどのメニューを、レシピブックで紹介しました。

ホールトマト缶を使うレシピもありますが、料理の基本を習得するため、今回は生のトマトを使います。まずは、湯煎でトマトの皮をむきます。皮の直下にも栄養があるので、表面に少し切り込みを入れ、沸騰したお湯で約10秒→冷水につけ、薄皮だけきれいにむきました。
トマトの次は、具材となる野菜とベーコンを食べやすい大きさに切ります。小さなお子さんはお母さんやお父さんがサポートしながら、包丁を使って上手に切りました。
オリーブオイルとにんにく・ベーコンを入れた大きなフライパンを中火にかけ、にんにくの香りがしたら、エリンギ・玉ねぎ・パプリカの順に炒め、粉末のタイムとサイコロ状に切ったトマトを汁ごと入れて煮込みます。その間に、オリーブオイルを入れた別のフライパンでズッキーニとなすを炒め、焼き色が付いたら最初のフライパンに混ぜ合わせます。途中何度か塩を振り入れながら、味見をします。
ラタトゥイユは野菜の水分だけで煮込みながらうま味を濃縮させる料理なので、程よく水分が抜けるよう、キッチンペーパーを切って落し蓋を作ります。1世帯に1枚あれば足りますが、大人も子どもも、参加者全員で楽しくチョキチョキしました。
少し早くできあがった太田シェフの料理を見て「やっぱりプロは違う」と感心していた皆さんのラタトゥイユも、煮詰まるにつれ同じような見た目に。最後に塩とコショウで味をととのえ、スープの色が透き通った感じになったら、完成の合図。どの家庭の料理も、美味しそうに仕上がりました。
粗熱を取る間に、シェフがリメイクの手本を。
できあがったラタトゥイユにとき卵とピザ用チーズを混ぜ、フライパンでささっとスペイン風オムレツを作り、元のラタトゥイユとあわせて全員で試食。塩とコショウだけで味付けたとは思えない、野菜の奥深いうま味とタイムの香りがプラスされた大人の味に、思わず「レストランみたい!」
普段はあまり野菜を食べないというお子さんも、お口パンパンにほおばり、お気に入りだった様子。最後は笑顔で記念写真。参加された皆さま、太田シェフ、ありがとうございました!
作った料理は各自持ち帰り。レシピブックに載っているオムレツ以外のリメイクもできるよう、今回はやや多めの量としました。意外と簡単に作れちゃうので、家庭でもぜひチャレンジしてくださいね。
次回の親子料理教室は、12月6日。内容決定後、11月に入ってから募集開始します。皆さまのご応募、お待ちしております♪
市民部 市民・人権同和対策課 男女共同参画推進係
電話:0949-25-2244 ファクス:0949-25-2118 このページの内容についてメールで問い合わせする