
空手団体で世界大会優勝(11/15)
令和6年11月15日、大志館所属の石田一樹さんが10月に開催された「船越義珍杯 第16回 世界空手道選手権大会」で優勝したことを報告に、市長を表敬訪問しました。
本大会は近大空手道の原点ともいわれる船越義珍氏の、技の錬磨を通して人間性の向上を図るという教えに基づき、空手道の正しい普及と世界平和に貢献するために3年に一度開催されるもので、石田さんは団体男子組手で出場しました。
石田さんは、7歳から空手を続ける熱心な空手家であり、会社員として働きながら週3回、道場で小中学生に空手を指導。その指導後に自身の競技者としての練習に励んでいます。3年前にも世界大会出場が決定していましたが、新型コロナウイルスの影響で大会は中止され、今年、晴れて世界大会への出場を果たしました。
今後の競技者としての道に迷いを抱えつつも、指導者としては「世界に通用する選手を育てたい。子どもたちには、空手を通じて世界中の選手と繋がりを作ってほしい」と目標を語りました。石田さんの情熱と努力は、多くの若い選手たちに影響を与えています。